こんにちは。後藤@アマテラスです^^
バリ島は犬の楽園か?
毎年3月になると、飼犬にワクチンを打っています。この時期ななると、以前、バリ島で発症した「狂犬病」の事を思い出します。あの時は間違った「ウワサ」が広まり、罪のない犬たちが処分されました。。。悲しい
全く根拠に基づかない、個人的な見解と意見を、バリ州の知事たるものが発言し、その命令?訴え?に何の疑問を持たない、役人や民衆が次々と犬を捕獲する。捕獲された犬はその後どうなったのか?ほとんど情報がありません。
非常に短絡的で怖いですね
犬の定期ワクチン接種について
以前、バリ島と言えば「犬の島」と言われるほど犬の放し飼い?野良犬?がたくさん見られました。2008年の狂犬病が発症しましたが、当局による野良犬の捕獲や、ワクチン接種などにより、現在は撲滅されつつあります。
狂犬病は発病している犬からかまれたら感染する病気で、感染すると治療の効果もなく、致死率の高い病気です。もし犬に噛まれるといった不徳の事態に襲われたら、直ちに傷口を洗い流し、病院で消毒後、ワクチンを接種してください。
そんな事態にならないために、買主の責任として定期的にワクチンを接種しましょう^^私がかかりつけの獣医さんで、毎年ワンコに打ってもらっているワクチンの種類は以下の通りです。犬コロナに関しては数年に1度の接種で良いらしいです。
②犬ジステンパーワクチン
③犬パラインフルエンザワクチン
④犬ヘパタイチス肝炎ワクチン
⑤犬レプトスピラ症ワクチン
⑥狂犬病ワクチン
犬を放し飼いする習慣について
もともとバリヒンドゥー教徒にとって、犬に厄除けの力があると信じられています。犬を自由に歩かせることにより、地域ごと守ってもらうという、宗教的な考え方もおあります。犬と人間が上手に共存出来ていたという事でしょうか。
一方、ムスリム(イスラム教)では、犬は不浄の存在です。犬に対して内心は毛嫌いしている方もいると思います。私の周りではムスリムでも「犬好き」の方はたくさん見受けられます^^子犬とじゃれるとカワイイですから(笑)
犬を放し飼いにする習慣は、ひとたび犬の病気が流行すると、瞬く間に街中、村中に広まります。結果、たくさんの犬の命を奪うこととなります。また、バリ島には外国から多くの観光客が渡航します。観光客にとっても「野良犬」は少々怖い存在かもしれませんね。
ウチの周りにもたくさんの「野良犬」ではない「放し飼いされた犬」がいます。毎日「ウロウロ」してます(笑)でももう顔見知りなので、ウチのワンコたちとも非常に仲良く接してくれます。中には噛みついてくる「バカ犬」もおりますが(笑)
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我が家のワンコ(ルナ・サニー・ステラ)について
我が家には3匹の犬が住んでいます。飼い方は、放し飼いではなく、家にいる時は、庭に放すか、檻に入れる、散歩の時は必ずリードを付けます。そー言えば、「飼犬用の家(檻)を作り散歩のときもリードで管理している」のって、外国人しか見たことないですね。
またローカルの駄犬^^をリード付けて散歩しているのは、ジンバランでは「私」だけです(笑)みなさん「血統の良さそうな」お利口そうなワンコを散歩させています。まぁウチはセキュリティも兼ねてるので、ローカル犬がよいです^^
サニー:里親の会出身(Bawah出身)
ステラ:ゴミ箱に捨てられていたのを発見、救出(ゴミ箱出身)
ようするに、3匹とも捨て犬です(笑)
みんな、あまり恵まれた人生?犬生?ではないワンコ達です(笑)全員メス♀女の子ですが、子供は作らない選択をしました。その分、元気にストレスなく遊んであげることにしてます。酷い目にあった分、これから楽しもう!
バリ島では「放し飼い犬」ではない「野良犬」が多いです。野良犬同士でさらに子供を作り、毎年毎年さらに増え続けています。また「放し飼い犬」の中にメスの子犬が産まれると、遠くに捨てに行く買主も多いそうです。ひどいな。
メスは子供を身籠り、どんどん増やしてしまうので、困るそうです。だからって捨てに行くのは酷い話ではないかと思います。最初から「避妊手術」をしてあげれば、むやみに増えていくこともないので、そうして欲しいです。
ウチのワンコも全員「捨て犬」そして全員「メス犬」です。きっと増えすぎて捨てられたんだろーなー、っと想像がつきます。まぁいいや。クヨクヨしても仕方ない、3匹とも一緒に暮らせば、ケンカもするけど楽しいよ。
もうウチの子たちだから大丈夫^^これからは楽しく生きよう(^o^)
今後のバリ島での犬の飼い方
ウチの散歩コースに、2匹の犬を飼っているバリ人のお宅があります。この家では子犬の頃から犬を飼っていて、この家の子供が、まるでおもちゃと遊ぶように、子犬と遊び可愛がっていました。先日、いつもの散歩で家の前を通ると、この家のおじさんから、

「ウチの犬を貰ってくれないか?」

「もう子犬じゃないから、可愛くない。もういらない」

「子供たちも、犬に飽きて遊ばなくなった」
無責任極まりない(怒)
「ウチではもう引き取れないので、知り合いの人に聞いとくよ」と答えておきました。次の日、その家の犬たちは、放し飼いにされていました。散歩もされず、1日中鎖で繋がれていた可哀そうな犬たちは、楽しそうに「イキイキ」と走り回っていました。
結果的には、これで良かったのかな。どう思いますか?
悲しい運命のワンコを出さないように、今後は犬を「家族」として受け入れるのなら、定期的なワクチンの接種と、むやみに他の犬と接触させないための「敷地の中飼い」や、リードによる散歩をおすすめしたいと思います。
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インドネシアの人気リゾート地、バリ島で「野良犬を殺せ」と州知事が号令をかけた。犬好きが多い島で狂犬病が広がれば、観光に影響が出かねないためだが、島では犬の放し飼いが当たり前。野良犬と見分けるのは難しく、やり過ぎとの批判が出ている
砂浜が1キロ以上も続く、バリ島きっての観光地クタ・ビーチ。人々になつき、風景の一部になってきた野良犬たちが、今年の2月に入ってほぼ姿を消した。1月下旬、砂浜で遊んでいたオーストラリア人の観光客の少女が、野良犬に足をかまれる事件があった
この犬は地元の動物保護団体が狂犬病ワクチンを事件前に接種済み。少女も軽傷だった。だが、一件落着とはならず、1月末から2月にかけて、浜を縄張りにするほとんどの野良犬を地元の役人が捕まえたという。事件は島全体に影響する事態を招いた
皆さん、犬がうろついていたら殺してくれ。狂犬病が多すぎる
事件の数日後、バリ島と周辺の小島を管轄するバリ州のマデ・パスティカ知事が地元メディアの取材に、過激な物言いで野良犬一掃の重要性を訴えたのだ。そして未だに、州政府はこれまでに、殺した頭数や詳しい処分の手続きを公表していない。以下省略。(2009年の記事です)